「捨てられないから片づけられないんです」
「捨てるくらいなら片づけなくていい」
そう思っている方、いませんか?
確かにモノが少ないと片づけは楽になります。だけど捨てなくても片づいた状態の家にすることは十分可能です。
「モノが多いと片づかない」の原因
それはズバリ「使うもの」と「使わない(けど持っていたいもの)」が混在しているからです。
たとえばキッチン
キッチンの収納がパンパンで入りきらず調理台からカウンターの上までモノがあふれている、という場合は今使っていないものはキッチンから出してみましょう。
年に1、2回しか使わない運動会用のお弁当箱、製菓用品、大なべ、頂き物で使ってないけど手放したくない食器・・・
これらはキッチンにおいておく必要はありません。押入れの奥でも納戸でも問題なし。
「今使うもの」だけキッチンに納めると収納の中にゆとりが生まれ、「使いやすい&戻しやすい=片づいた状態になる」キッチンになります。
たとえばクローゼット
何かのイベントの記念のTシャツ(思い出)と、普段から着ているTシャツが「Tシャツ」というくくりで一緒に収納されていませんか?
おさがりにする子供服が現役の子供服と一緒に入っていませんか?
「まだ着れるかも」な自分の服は明日着てみましょう。
着心地はいいですか?似合ってますか? イケると思ったらクローゼットに戻しましょう。
「ダメだ、だけど手放せない」って思ったら思い出箱に入れましょう。
クローゼットがパンパンだと一枚の服を取り出すと、他の洋服もくっついて出てきて収納の中が乱れがち。
さらに洋服をクローゼットに戻そうと思ってもスッと入らなくて出しっぱなしになりやすいです。
たとえばメイク道具
使いにくいアイシャドー、色がいまいちだったファンデーション、「まだ新しいし、いつか使うかも」って置いてませんか?
あなたがどんなふうに変わればそのアイシャドーやファンデーションを使うか想像できますか?
髪型が変わって使わなくなった整髪料、「まだ中身があるし」と置いていませんか?
化粧品もどんどん変質していきます。
お肌につけるものですから数か月以内に使う予定がなければ手放しましょう。
自分を大切に。
使わないもののために収納がいっぱい
「片づかない」とおっしゃる方のおうちは使いやすい場所の収納の中に使わないものが入っていて使うものが収納に入りきらない。
「とりあえず」その辺に置かれていることが多い。
使わないものは無理に捨てなくていいんです。だけど使いやすい場所はよく使うモノに明け渡しましょう。
使わないものは使いにくい場所に置く。
「使いにくい場所はさらに使わないものでいっぱいで移動させる場所がない?」というのは家の広さ対してモノの量が多すぎる、バランスが取れていない状態です。
その時は
「片づかないイライラ解消」 と 「モノを手放したくない気持ち」
どちらを優先したいの?
自分が選びたいほうをあなたは選ぶことができます。
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