「出したら出しっぱなし星人」への対応 その2





「子どもが片づけられないのは私のせい?」

「何度言っても片づけない!!」

イライラ、モヤモヤしますよね。

私もそうでした。

今の家に越してきたとき

娘は小学2年生。当時流行っていた「リビング学習」「ママの近くでお勉強」ということで、キッチンの脇にスタディコーナーとやらを設け、二人並んで座れる机を用意。

宿題をやったり、お絵描きをしたり・・・うまく機能しているようにも見えましたが、いつの間にかスタディコーナーの上は単になる物置に。
特に塾に通い始めると教材も増え、さらに関係ないゲームの本までも机の上に山積み。

で、どこで勉強するのかというとダイニングテーブルの上。

宿題が終わると一式をスタディコーナーの上に積みあげ、翌日必要なものだけそこから取っていく・・・と。

実はこんなことになっているお宅はとても多いのです。

ならば片づけスペースを作る

それなら、とスタディコーナーの脇に本棚をおいて

「勉強が終わったらここに戻してね」と言った・・・にも関わらず、机の上に山積み。

どうして?

理由は簡単「メンドクサイ」からです。

本棚に立てるより、机の上にボンっと積み上げたほうが楽チン。

娘は机の上がごちゃごちゃしているのも気にならない。
気になるのは私だけ。

そして自室があるにも関わらず娘の私物はどんどんスタディコーナーを占拠、中学受験前になると教材もさらに増え、リビングダイニングのほうまではみ出してくるのです。

本棚に並べるなんてメンドクサイ、自分の部屋に持っていくのはもっとメンドクサイ。

「だって明日も使うから。」

「だってここにあると便利だもん」



私が失敗したのは3つ

1. 収納スペースを広げたこと

どんどん娘の荷物が増えるにつれ、「収納スペースが足りないのだ」と増やしてしまいました。
収納スペースが増えるとものがさらに増え、増やしても増やしても足りなくなる。

「ここに置けるだけしか置いちゃだめ」というリミットをつけたほうがよかった。

2. ルールを私が決めた

「勉強に関係ないものは置かない」「寝る前に机の上をきれいにする」というルールを決めたのは私。
私が勝手に決めたルールに娘を従わせようとしていました。

なのに

「受験前だし」「試験前だし」等々の理由で、見て見ぬ振りをすることが多かったです。
「部屋に戻して」というと機嫌が悪くなるのも「メンドウ」。

私自らルールを放置することもありました。

ルールは娘に決めてもらい、守れてない時にはきちんと声かけをすればよかった。

3. 具体的に言わなかった

「ちゃんと片づけなさい」とは言ったもののそれって、果たして小学生の娘が理解していたか不明。

「ここに置いておきたいものはどれ?」
「本棚にこうやって立てて並べてね」

と、具体的に一緒にやればよかった、と今なら思います。

なぜやらなかったのかというと、「メンドウ」だったから。
「えー、それくらい一人でやってよ。自分のことなんだから」とね^^;。

大人がメンドウに感じることは子どももメンドウ。

習慣付くまでは一緒に部屋に戻すメンドウを親もしないと子どもは動きませんね。





出しっぱなし星人への対応

収納が複雑で戻しにくい、わかりにくいものではありませんか?

レゴはこの引き出し、おままごとはこのバスケット、ぬいぐるみはこの棚、積み木はケースに並べて・・・・・

しまじろうはこちらの袋・・・・と仕切ったり分けたりするのは大人の感覚。

子どもは全てごちゃ混ぜにして遊んでいませんか?

ざっくり収納、本人が使いやすければいいのです。

本棚に立てなくても、教科ごとに積み上げ収納でもいいのです。





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