こんにちは あなたの「忙しい」を「充実している」にかえる
東京のライフオーガナイザー 下村志保美です。
整理収納プライベートレッスンに伺ってサポートオーガナイザーと一緒に作業していると、同じ片づけのプロであるオーガナイザー同士でも「こうしたらいいんじゃない?」が違うことがあります。
たとえば棚の上の部分の収納。
細かいものは1つの容器にまとめたほうが使いやすいからまとめておくという考え方もあります。
わが家のキッチンの吊り戸棚
ラップやジッパーバッグとそのストックを置いています。
一番下の段は余裕で届く高さ。
よく使う保存袋とラップを入れています。
上の段は届かないので踏み台が必要になります。
そしてここに置いてあるものを取っ手付きのストッカーにおさめたら
踏み台なしでも届くようになります。
ではどうして私はあえてストッカーにまとめていないのかというと、
ストックがどれくらいあるのかわかりにくいからです。
バラバラのままだと扉を開けたらみえる。
だけどストッカーに入れると全体が見えない。
私にとっては量が増減するストックはまとめず一目で見えるほうが使いやすいです。
一方、製菓道具や客用食器などは量が変わらないので踏み台なしでとり出せるようまとめたほうが便利です。
しかしこういう「便利」「使いやすい」は本当に人によって違います。冒頭でお話ししたように片づけのプロ同士であっても違いますし、お客様とも「便利」が違うことは多々おこること。
何が不便、なにがめんどくさいと感じるのかがそれぞれ違うからです。
収納用品も自分の使いやすさに合わせて選ぶと便利になりますが、うっかりすると逆に不便になっていることもあります。