こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーター ライフオーガナイザー
風水インテリアアドバイザー 家計アドバイザー メンタルオーガナイザー下村志保美です。
1年半前に片づけサポートに伺ったお客様のところに再訪問してきました。
片づけ(オーガナイズ)は一度やれば終わり、ではありません。
時間が経つと家の中のモノも変化しますし、家族の年齢、特にお子様の成長で暮らし方も変わってきます。
食生活も変わるし、リビングの使い方だって変化する。
オーガナイズに終わりはなく、日々見直しが必要。
もちろんお客様ご自身でもできますし、不安な時はお手伝いします。
1年半後のお客様宅
モニター様ではないのでお写真はありませんが、前回手を入れなかったお部屋も、お客様ご自身で棚を入れられてきれいに整えられていました。
キッチン
前回のサポート時は「モノが出ていないキッチン」を希望されたので、そのように仕上げました。
が、今回は伺うと食器棚のカウンターなどには食べかけのお菓子などが置かれていました。
「どうしてもこうなっちゃうんです・・・」と残念そうに話されますが、
結局それがお客様におってやりやすい方法。
しまいこんでしまうと忘れてしまうし、お子様も取り出しにくい。
生活って見た目を整えるだけではうまくいきません。
家族や自分にとって暮らしやすい方法で「手を打つ」ことも大切です。
(写真はイメージ写真です)
将来の子ども部屋
現在まだお子様が個室を必要としていないので、4LDKのおうちのふた部屋は実質使われておらず、
「とりあえず置いておこう」
「いつか使うかも」
「あったら便利かも」
な、モノがたくさん詰め込まれていました。
「もうこの部屋をみるたびにいやな気持ちになります!」とお客様は言います。
実はこちらのお部屋は1年半前に一緒にきれいに整えました。
しかし他の部屋を片づけたり、ご主人が使うモノだから、とたくさんモノを持ち帰ったりで、いつの間にか物置部屋に。
「やっぱりうまくいかないんです」
「捨てられないんです」
「モノが多いんです」
とお客様はおっしゃいます。
が、私は別のところに原因があると考えます。
その原因とは・・・
目的がないから
このお部屋の現在の目的がないのです。
いずれは子ども部屋に・・・と考えていてもそれが「いつ」なのかが決まっていない。
だからついつい「とりあえず」と置いてしまうし、ご家族も「ここに置いても不便がないし」となります。
「例えば来年春の中学入学時に子どもの個室にする」という目的=ゴールがあれば、
そのために今、どうすればいいのか、が見えてきます。
ただただ、「かたづけなくっちゃ」と思っていると
片づけが目的になってしまい
一生片づけ続けることになってしまいます。
片づけは目的ではなく手段
片づけはゴール(=目的)ではありません。
例えば今回の場合「来年の春までに子ども部屋にする」がゴール。
そのための手段の一つが「片づけ」です。
ゴール(目的)を決めよう
ゴールがないからうまくいかないのであれば、
ゴールを決めてしまうと、うまくいく可能性が大きい。
片づけがうまくいかない・・・となると
ついつい片づけに直結するところに原因を探します。
例)
収納用品がない、または良くない。
捨てられない
だらしない
でも、足元(上記のような直結する原因)ばかり見ていると、どの方向に進むのかが見えにくい。
どの方向に進むのかをはっきり決めてから、足元も見ながら、でもやっぱり進む方向をみながらのほうが、道に迷いません。
ゴールはどこ?
ゴールと言われても・・・・と戸惑う方はまず、アタマとココロのお片づけについて考えてみませんか?
思考がスッキリすると実際の行動もうまくいきやすい。
読書会のお知らせです。
M-cafe 「しなやかに生きる心の片づけ」読書会
一冊の本をみんなで読んで気づきをシェアしていきます。
読書会なんて初めて!という方にもお勧めできる会です。
メンタルオーガナイズってどんなものか興味がある、という方にもお勧めです。
少人数で静かに、でも時には楽しく進めていくので安心してご参加いただけます。
2016年7月6日(水) 10:00-11:50
東京江東区文化センター(地下鉄東西線南砂町駅徒歩5分)
参加費 1000円