片づけに困っている方の多くが
「収納上手になりたい!」そう願っているのではないでしょうか?
では収納上手な人ってどんな人のことでしょうか?
あなたの目指す収納はどこ?
「収納」の目的は大きく二つあります。
1. たくさん入ること(スペースの有効活用)
2. 片づいた部屋をキープできること(戻しやすい仕組み)
たとえば洋服。
たくさんの量を収納したいのであればたたんで引き出しに入れたほうがいい。
だけど
それが面倒で「とにかくしまいたい」のであればハンガーやフックにかけたほうが楽。
私の場合は「きちんとたたむ」のが面倒だから、ハンガーにさっとかけられる収納を選びます。
しかもギッチギチにクローゼットにかけると取り出しにくいし、戻しにくいのでスカスカの量に止めます。
私はたくさん入ることよりも片づいた部屋をキープできることが優先順位が高い。
まずは自分の目指す収納はどちらなのか、そこを見極めましょう。
取り出しやすいと戻しやすい
収納を考えるとき「取り出しやすい」「使いやすい」を考えたくなりますが、片づいた部屋をキープしたいのであれば「戻しやすい」を考える。
たとえば文具。
封筒は収納から使いたい分だけ取り出せばもう元には戻さないので少し不便な場所でも大丈夫。
だけどハサミやホッチキスは使った後に戻すので戻しやすい場所に収納する。
モノは使いたいときは少々不便でも頑張って取り出すのです。
だけど使い終わったら面倒な場所には戻しにくい、「後で片づけよう」となる。
「取り出しやすい」より「戻しやすい」目線で収納場所を決めると片づいた部屋をキープできます。
自分にとっての「使いやすい」収納用品を買う
「これを収納するにはこの収納グッズがおすすめ」という情報はたくさんあります。
わたしもそういうものをみるとワクワクします。
だけど誰かの紹介していた収納グッズが上手く使えなかった・・・という経験をした方も多いはず。
それはその収納グッズを紹介していた人とは家の造りも生活動線も、持っているモノの種類も量もさらにいうと片づけのスキルも違います。
だからマネをして上手くいけばラッキー、もしダメだとしても当たり前のことなのです。
収納上手な人とは
収納が上手で片づいた部屋がキープできている人というのは
1. 自分が何を優先したいのかを知っている
2. 自分がどこに収納すれば「戻しやすいか」を知っている
3. 自分にとって使いやすい収納用品の選び方を知っている
まずは収納が上手だな、って思う人のマネをしてみる。
だけどそれはいきなり収納用品を買うことではなく、自分や家族の癖や生活動線をじっくり観察し、どうすれば「戻しやすい」「使いやすい」のかを考えるといういこと。
失敗することもあります。私もたくさん自分にとって合わない方法や収納用品を選んできました。
そのときは「自分にとっては合わない方法だったんだ」と潔く認めることが大切です。
試行錯誤、失敗から学ぶ事も多いです。
が、「もう、失敗したくない!!」とう方は整理収納サポートもおすすめです。
自分やご家族にあった収納を片づけのプロと一緒に考えていくオーダーメードの収納レッスンは時間的にもお金的にも効率的。
無駄がありません(^^)