「活字離れ」なんて言われますが、それでも本を読むことが好きな方は多いと思います。
実はわたしも本を読むことは好きです。
本を増やしたくなくて、なるべくキンドルなどで購入しますが本当はペラペラめくって読む感覚は好きなんです。
そう、意識していないとあっという間に本は増えてしまいます。
本の収納に悩む方はとても多いです。
子どもの目に触れる場所に置いておきたいから
「わたしのキンドルの中の本を子どもは読むことができないけど、こうやって置いておけばことがいつでも手に取れる」
とおっしゃるお客様がいらっしゃいました。確かにその通りです。
「この本を読みなさい」ではなく、子どもの方から「この本、どんな内容かな?」って手にとってほしい。
本に囲まれているというのは自然に読書ができる環境ですよね。
しかしそうはいっても本棚に収まる量は限られてしまうし、本棚を増やすにも限界があります。
本棚から溢れた本があちこちに積みあがってしまします。
「引っ越してきた時処分したのに!」
実はこうおっしゃるお客様、とても多いです。
地震も多い日本、この本棚が倒れてきたら・・・と思うと怖くなってとか
引越しを機に本の量を減らし、「もう本を増やしたくない!」と本棚まで処分されてきたお客様もいらっしゃいました。
だけどもともと本をたくさん持っている、ということは本がお好きなのです。
いつでも手に取れる場所に本を置いておきたいのです。
結局本棚がない(少なすぎる)分だけ、本が溢れてあちこちに積みあがってしまうことになってしまいます。
(本の収納でお困りのお客様宅で本を収納する私。撮影Asami様)
好きは変えられない
好きなものは自分の意識で変えることは難しいです。
だって好きなんだもん!
ものが少ない暮らしがいいと思われがちですが、決してそんなことはなく「好き」と思うものは持ち続けていいのです。
ただし、好きなだけ・・・と言うのは住宅事情的にも難しいし、持ちすぎると管理できなくなります。
・同じものを何冊も買ってしまう
・埃まみれになってしまう
・危険
そうならないためにも
たまに量を見直すことが大切
じゃあ、たまにってどのタイミング?
月に一度、3ヶ月に一度、6ヶ月に一度・・・って日を決めるのは案外実行しにくいもの。
忘れちゃうし、「今日は忙しいから・・」とかでどんどん先延ばしになっちゃう(−_−;)。
オススメなのは自分の家に置くことができる(他のスペースを圧迫しない)最大サイズの本棚を買うこと。
そしてそこに入るだけ持つこと。
ここから溢れそうになった時が見直しのタイミングです。
(門前仲町の紅茶教室FIKAさまのプライベートスペースの本の収納完成!撮影Asamiさん)
好きなものを無理に手放す必要はありません。
持っていることが悪いわけではないのです。
ただ、収納可能な量をこえて、自分の管理できる量をこえて持っているから困ることになるのです。