「何かに使えそう」な空き缶

「この缶かわいい!」
「大きさが便利そう」
「ちょっとした物をいれておくのに良さそう!」

空き缶、空き瓶って紙のものと違って丈夫なので「なにかに使えそう」って取っておきたくなりますし、実際それを収納として使っている場合も多いですよね。
さて先日の片づけサポートでは空き缶を45リットルのゴミ袋3つ分処分しました。

ちょうどいい大きさ・重ねておける

お客様はご友人やご親戚から、同じお菓子屋さんの缶入りのおかきをいただく機会が多かったそうです。
なので同じ大きさの空き缶がたくさんあり、お菓子や乾物の保存容器として使っていました。

「同じ大きさだから重ねられて便利」とのこと。

しかし!

缶ですので中身が見えません。
さらに重ねていくので下におかれた缶はあまり触らなくなります。

お客様と中身を一つ一つ確認していくと「!」な物がたくさんでてきました。
ありがたいことに食品のパッケージには日付が書いてありますので、「明らかな期限切れ」もわかり食品の整理は簡単です。

問題は缶の方。

今回のサポートの目的

雑然とパントリーのように食品や台所用品が置かれている四畳半の部屋を空っぽにしなくてはならなくなっての片づけサポートでした。
空き缶も別の場所に移さないといけませんが全てを置いておくことは難しい。

最初に明らかに錆びているもの、食品が溢れて汚れているものをゴミ袋に。
次は何かに使えそう・・・だけど使ってなかった海苔やお茶の空き缶、コーヒーの空き瓶をゴミ袋に。

「きれいだし、大きさもちょうどいい」缶はやはり手放しにくかったので厳選して押入れの奥に入れました。
(置ける場所があったので無理に手放すことはしません)

それでも今まで「便利」に使ってきた缶を手放すことはしんどそうで、私も心苦しかったです。





空き缶、空き瓶を食品保存に使うこと

実用面だけで言うと、ほとんどの空き缶・空き瓶は食品の保存・保管には向いていません。
さらに片づけが苦手、食品の期限をよく切らしてしまうというかたこそお勧めできません

理由は三つ

1. 密閉性

紙の物に比べるとしっかりはしていますが、もともと入っていたお菓子などを食べきる期間程度の耐久性しか考えられていません。
湿気や虫などのことを考えると、100均でいいので食品保存に向いている物を使った方がいい。
コーヒーの空き瓶も密閉性がないので食品保存には向きません。

2. 透明性

空き缶は中身が見えません。ものをたくさん持っている人の場合、見えていても忘れてしまうことがあるので見えないとなおさらわからなくなります。

3. 収納性

空き缶はそれだけで場所をとります。例えば空き缶にバラバラに入っている物も大きな引き出しにまとめてみると実はコンパクトに収まります。

またどの缶に何が入っているか、あちこちの缶を開けないとわからないのは大変。
重ねることで省スペースに思えるけど、下に置かれた物は使いにくく使わなくなります。



使えそうな物を処分することは環境面でも家計の面からも「もったいない」と思いがち。

でも、

・中に入れた物が使えなくなってしまった(賞味期限など)
・家が狭くなってしまった

としたら、ちょっとその再利用を考えた方がいいかもしれません。


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