片づけても片づけても散らかる理由

 

「一念発起して頑張って片づけた」

「辛い想いをしてたくさんのものを処分した」

「片づけ講座にも行った」

「片づけブログも読み込んだ」

「本に書いてあるように片づけた」

「収納用品も買ってみた」

なのに

こんなに頑張ったのにいつまでたっても片づかない

何度片づけてもいつのまにか散らかってしまう。

 

ライフオーガナイザー入門講座や片づけサポートをご依頼下さるお客様の中にはこんな苦しみを抱えている方は少なくありません。

努力しているのにうまくいかない苦しさは本当に辛いですよね。

そして

「自分は片づけられない人間なんだ」ってあきらめてしまったり落ち込んでしまったり。

 

うまく行かない理由は、

 

片づかない原因がなくなってないからです。

たとえば片づかない原因にはこんなものがあります。

収納の動線が悪い

・使う場所と片づける場所が離れている

・ものの定位置が決まってない

・収納が複雑すぎる(扉を開けたり蓋を開けたり、とアクション数が多い)

ものが多すぎる

・収納場所がすでにパンパン

・食器や衣類の予備が多い(汚れ物が溜まる)

・自分が持っているものが把握できていない

モノを家に入れるハードルが低い

・カタログやダイレクトメールを読むのが好き

・ポイントカードやクーポンが好き

・粗品やおまけはとりあえずもらっておく

 

これらの物理的や心理的な原因がなくならない限り、あなたの「片づけた」というのは単に見かけを整えただけの片づけでしかない。

収納の動線が悪ければ出しっ放しになるし、
物が多すぎると出したものを戻すのが億劫になります。

安いから、無料だからとものを安易に増やすすぎると片づけるものそのものが増えてうまくいきません。

 

原因を知ってそれを取り除く

 

使う動線より戻す動線

たとえば仕事でよく使う資料をファイルにまとめで、それをさらにファイルボックスに入れて、扉付きの棚に片づけるという収納の仕組みを作ったとします。

 

そのファイルを戻すためには

  1. 扉を開ける
  2. ファイルボックスを取り出す
  3. ファイルを戻す
  4. ファイルボックスを戻す
  5. 扉を閉める

5つのアクションが必要になります。

さらにそのファイルボックスが高い位置にあると一旦そのファイルボックスをどこかに置く、というアクションも加わります。

ファイルや書類が入ったファイルボックスは重い。その出し入れはとても億劫です。

 

 

使うときはアクションが多くても、重くても、面倒でも必要なので頑張って取り出しますが、使った後は「めんどくさい。また使うから」と出しっ放しになります。

よく使うファイルであれば机の引き出しやデスクの前に座ったまま手を伸ばせばワンアクションで戻せる、戻す動線が楽な収納を考えるといいのです。

 

 

片づけ上手は減らし上手

片づけ上手な人というのはモノも手間も減らすことが上手い人です。

収納用品を駆使しているように見える人も、実は

手間を減らす
適量を守る(その中に入るだけ)

この2つが目的。
決して「たくさん入れるため」の収納用品ではありません。

 

あなたの片づかない原因はなんですか?

  1. 収納動線
  2. モノの量
  3. 買い物のしかた

もしかしたら全部かもしれません。
それを取り除くのは大変かもしれません。

だけど片づいた状態を維持するためにはこの3つを変える必要があります。

 

 

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