「整理」「整頓」「収納」「片づけ」「掃除」はまったく別物です。
その違いは昨日のブログ
「片づけの基本のおさらい【整理・収納・片づけの違い】」
私自身は【片づけ】【掃除】は苦手です。
要するに面倒くさがりやで雑な正確なのです。
しかし私は「片づけのプロ」としてお客様宅に伺ってサポートをしています。
でもそれは厳密に言うと【整理収納のサポート】ですね。
片づけとは使ったものを元に戻すことですから、私がやっていることは、お客様の家のものの【整理】をお手伝いし、お客様が使ったものを戻しやすい【収納】を一緒に作るサポートです。
片づけが苦手な人は
私のように片づけ(使ったものを元に戻す)が苦手な人は、戻しやすい収納を作ることが大切です。
戻しやすい収納とは
1. 使う場所の近くに収納
使うときはいいのです、少々不便でも必要だから取りに行きます。
だけど使い終わったあと、遠い場所(そう広くない家であったとしても別の部屋などだと面倒になる)だと億劫になり「あとで片づければいいや」になってしまう。
ものにもよるけど可能であれば使った場所から3歩以内が望ましい。
2. アクションが楽な収納
扉を開ける → ものをどかす → 引き出しを開ける → 裁縫箱をとりだす
という収納にしているお客様がいらっしゃいました。
これはボタンが取れてもつける気にならないし、さらにつけ終わったら戻す気にもなれないですよね^^;。
この場合は引き出し自体を裁縫箱にしました。
さらに引き出しの手前にものを置いてしまう、ということだったので引き出しの奥にダンボールを入れて、引き出しの前にものをおくスペースをつくらないようにしました。
奥はデッドスペースになりますが、そもそも手前に置いていた物自体、別の場所に住所があるもものだったので問題はありません。
アクションが楽、という目線でみると、「しゃがむ」動作が入ると億劫になるから要注意です。
3. わかりやすい収納
たとえばはっきり見えやすいラベリング。ラベリングは表札のようなもの。「ハサミ」と書かれている引き出しがあれば、そこに戻そうとします。
どこに戻すんだっけ?と迷うから適当な場所に突っ込んでしまうのです。
このような「戻しやすい収納」を作るためにはものが多いと大変。
滞在時間が長いリビングでは「使いたい物」が多いから、「使う場所の近く」はしまいたい物がたくさん。
さらにゴールデンゾーンと呼ばれる取り出しやすい高さ(腰以上目線以下)に置けるものは限られます。
ということは片づけが楽になる収納をつくる手っ取り早くてお金もかからない方法は物を厳選すること。
使う物を厳選して戻しやすい場所に収納場所を確保することが片づけ(使った物を戻す)が上手くいく秘訣です。
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