案外混乱している方が多いのが
「整理」「整頓」「収納」「片づけ」「掃除」の違い。
ここがごちゃごちゃになっていると「部屋を片づけてもすぐに散らかってしまう」原因になります。
4つの言葉の違い
整理はモノを「使う使わない」や「使わなくても持っていたい」などに分けること。
整頓は見た目を整えること。
収納は整理したものを使いやすい方法、場所に収めること。
片づけは使ったモノ、新たに買ったモノを収納場所に戻すこと。
掃除はホコリやゴミをはらったり、ふいたりすること。
例:寝る前にダイニングテーブルの上にあるダイレクトメールやプリントの束
【整理】
中身をチェックして、不要なモノは処分。
必要なモノだけにする。
【整頓】
要不要の判断はしないで、DMやプリントの角を揃えてまとめたり、テーブルの端まとめておく。
【収納】
【整理】したプリントやDM(必要なモノだけ)をファイルや引き出しなど使いやすい場所に収める。
(収める場所を決める)
【片づけ】
すでに収納場所が決まっているものを、その場所に戻す。
【掃除】
片づけ終わったテーブルの上を拭く
さてこうやって分けてみてあなたはどれが得意ですか?
どれが苦手ですか?
たとえば私は
片づけが苦手
ブログなどでは「片づけが得意です。」と言っていますがこうやって細かく分けてみると実は「使ったものを元に戻す」ことが苦手です。
面倒くさがりやなので^^;。
使った後の、言ってみればすでに用が終わったものを、たとえ数歩でも収納場所まで持って行って引き出しを開けて・・戻すなんて面倒くさい・・・・。
「出しっぱなし、使いっぱなし」になる方は多いのではないでしょうか。
だからこそ私は
整理と収納にこだわります。
「片づけ」が面倒くさい原因は「戻しにくい」から。
「戻しにくい場所」
・使う場所から離れている
・扉を開ける、引き出しを開ける、箱の蓋を開ける、などアクション数が多い。
・引き出しや、箱がたくさんあって、「あれ?どれにしまうんだっけ?」と分かりにくい。
「戻しにくい空間」
・すでにものがぎゅーぎゅーに入っていて、「スッ」と入れられない。
モノが多いとどうしてもギューギューになりやすい。
だから本当に必要なものだけを持つように心がけます。
「片づけの手間をかけてでも持っていたいもの?」
整理するときの私のキーワードはこれです。
「うん、だってよく使うから」
「うん、だって大好きなものだから」
「うん、だって冠婚葬祭には必要だから」
と、言えるものを残していきます。
モノが減ると「片づけるもの」も減りますから、片づけられないものも減っていきます。
「整理」「整頓」「収納」「片づけ」「掃除」
あなたはどれが一番苦手ですか?
どれが苦手か考えてみてね(^^)。
明日は「片づけ」が苦手な私の「収納」について書きますね。