片づけがうまくいってないんです・・・というお客様のお宅に多くあるものの一つが通販カタログです。
今はネットショッピングが増えたとはいえ、まだまだカタログも健在。
上の写真は今年に入って届いた数社の通販カタログ。
今は春物のカタログがどんどん届きます。
ペラペラとページをめくるのは楽しいし、雑誌感覚のちょっとした読み物代わりにされている方も多いと思います。
だけど!気をつけて欲しいことが3つあります。
1. いつの間にか「買いたくなっている」
一番危険なのは「何かいいものないかなぁ〜」目線でページをめくること。
私たちはどうしても必要であればお店に足を運んで買い物をします。
ネットショッピングでも検索して探して購入します。
だけど「特に欲しいものはないけど・・・」とカタログをめくっていくと
「あ、これ、いいじゃん!」と思い、だんだん「そうそう、こんなものを探していたのよねー」って気持ちになってしまっている。
確かにいいものかもしれないけれど、カタログを見なかったら買わなくて済んだものをいつの間にか買っている。
2. クーポンにあおられる
「わー、この機会に必要なものを買っておかなくっちゃ!!」
と、何か必要なものないかなー、とカタログを開く。
そしていつの間にか「せっかくだから買っておかなくっちゃ」になる。
さらにいうと「送料がもったいないからあと1品買おう」となる。
1と同様、本来買う予定のなかったものを買ってしまっている、そんなことはありませんか?
そのためにものが増えたり、不要な出費が増えたり・・・
クーポンを使ったとしても買い物をすることで確実にお金は出て行っています。
3. カタログをきれいに整理するカゴ
カタログが乱雑に散らかるのもね〜、きれいに整えたいわ、
と、何か整理する棚とかカゴとか買いたくなりますが、不要です。
無料で届く「雑誌のようなカタログ」ですが、それは消費者のためのものではありません。
通販会社が私たちに買い物をしてもらおうとして送ってきているもの。それのためにわざわざお金を出して収納用品を買うなんて!
カタログが届いたら
私はお風呂で半身浴をするときにパラパラとめくって処分します。
今はデジタルカタログがあるからどうしても「あのカタログにあったあの商品が欲しい」と思えばパソコンやスマホで見ればいいのです。
なんならその商品名と番号を写メして(Evernoteに入れるとか)おけばいいのです。
「実際のカタログの方が見みやすい!」のもわかりますが、
「探しにくい、見にくい」けど、それでも探して買いたい、と思うものだけを買えばいいのです。
通信販売やカタログを否定する気持ちはありません。
やっぱり便利なものだし、私もたまに使います。昨年娘が一人暮らしをするときは、便利に使わせてもらいました。
だけど、家の中にものが多いと感じていて、通販でついつい買ってしまう、買いたくなってしまう、という方は一度カタログを見ない生活をしてみてはいかがでしょうか?
ものを減らしたいなら、まずは増やさないこと。
お金を節約したいなら、「安く買う」より「不要なものは買わない」です。