「実家から届く野菜が苦しい」。
先日から数回続けて同じような悩みを何人かのかたから聞きました。
地方の方が野菜が安いし、
知り合いの農家さんから頂いたから、
この野菜は無農薬で安心だから
家庭菜園でたくさんとれたから、
と、実家からダンボールいっぱいの荷物が届く。
本当にありがたいことです。
が、
届いたら
どうやって冷蔵庫に入れようか・・・
食べきれない量の野菜をどうしようか・・
友人にもらってもらう・・けどいつもいつもだと向こうも迷惑なんじゃ・・
負担に感じる自分が嫌
そんなことを考えるとありがたいはずの贈り物がいつの間にか負担になっている、
そしてそれを負担に感じる自分が嫌。
実は私も以前はそうでした。
母の愛情であるとわかっていても一度に段ボール1箱分の野菜は消費しきれないし冷蔵庫に入らない。
ようやく食べきった!頑張った!と思ったらまた次の段ボールが届く。
ありがたいと思いながら負担に感じていた時期がありました。
ただ今は心からありがたい、と思えるようになりました。
それは
母に具体的に伝えるようにしました。
以前は
「食べきれないから送らなくていいよ」と伝えていましたが、それだと母は遠慮しているのだと受け取り「気にしなくていいから」と変わらずに送ってきました。
そこで
「料理が苦手だから(時間がないから)、調理したものを送ってくれるとうれしいな」とリクエストしました。
野菜丸ごと送ってくるよりカサが減るし、調理済みのものであればすぐに食べられるから本当いありがたい。
図々しいかな、とも思いましたが母はそれからは喜んで「おかず」にして送ってくれます。
いつ頃がいいか伝えます。
今週は夫の出張が多いけど、来週は家で食べることが多いからそのころに届くとうれしいな、というように希望を伝えるようにしました。
もちろん母の都合で送ってくるときもありますが、こちらが「いつ頃がいい」「こんなタイミングだとありがたい」ということをたまでも伝えていくうちに母のほうから
「野菜を送ろうと思うけどいつがいい?」と聞いてくれるようになりました。
してほしいことを伝える
親子とはいえ成人し、それぞれ世帯が分かれているわけですからもらう立場のほうが希望をいうなんて図々しいかな、と感じます。
だけど親だって子どもの負担になることはしたくないのです。
「よかれと思って」の親の気持ちを子どもが「ありがたい」と受け取るためにも、子ども側もしてほしくないことを伝えるのではなく、してほしいことを伝えるほうがより伝わります。
もちろん配慮や遠慮、思いやりがあることが前提ですが、「いらない」と伝えるよりも「こうしてほしい」を伝えるほうが送るほうもうれしいのではないでしょうか?
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