こんにちは
東京江東区 暮らしの仕組みづくりサポーター ライフオーガナイザー
風水インテリアアドバイザー 家計アドバイザー
メンタルオーガナイザー 下村志保美です。
「2016年7月16日 M-cafeスペシャル 「しなやかに生きる心の片づけ」著者と読む読書会」に参加してきました。
著書である渡辺奈都子先生と一緒に読む!という贅沢な企画。
どんな気づきが得られるのかワクワクで出かけました。
読書会とは
いろいろなスタイルがあるようですが、このM-cafeでは皆で少しずつ音読していきます。
今回は「。読み」スタイル。つまり「。」ごとに読み手が変わっていきます。
参加者16人でどんどん回すのでなかなか緊張感がありました。
「人の声で読んでもらう、
自分や誰かに聞かせるために読む。」
心地よく、気持ちが引き締まる時間です。
一文字一文字集中します。
そしてその後、皆で気づきや感想をシェアします。
自分が心に感じたことを声に出すことで、より明確な気づきが得られますし、
他の方の気づきを聞くことで「ああ、そこもいいよね!」の発見もあります。
他者への執着を手放す
今回は「第5章の他者への執着を手放す」を読みました。
他者への執着というのは、例えば
「夫が家事を手伝ってさえくれればうまくいくのに」
「子供にもっと勉強をさせたい」
「あの人に比べたらわたしは幸せだ」
人への期待や比較など。
実はわたし、ライフオーガナイザーになり、メンタルオーガナイザーになり、かなり「他者への執着」を手放せていたつもりでした。
過度な他人(自分以外の人)を自分の思うように動かそうと思ってもなかなかうまくいきません。
うまくいかないどころか、動かそうとされた人は不快になるし、全く良い結果になりません。
また人と比べる幸せはとても不安定。
人の幸せ度が上がれば自分が不幸になるし、人がより不幸になれば自分の幸福度が増す、ってなんだかいや。
娘への執着
わたしが手放せていなかったものは娘への執着。
と言っても、「ずっとそばに置いておきたい」、とか「いい成績をとってほしい」ではなく
「今おかれた状況に感謝してほしい」=感謝させたい
ということ。
人間として、この感謝の気持ちを持ってもらいたいと、願い続けています。
そして難しいのがわたしが親で、彼女が子供であるということ。
これが夫や全くの他人であれば「相手がその気にならないと無理よね」と思えます。
だけどわたしは「親」だから、
親として教えなくてはならないのではないか、教えるべきではないか、という気持ちがありました。
娘の言い分をどこまで聞くべきで、どこからが「甘やかし」とするべきなのかがわからなかったのです。
質問してみました
この章での例として「子供に宿題をさせる」ということが挙がっていたので、奈都子先生に
「親として教育やしつけと、他者(子供)への期待(押し付け)の違いは?」
これについての答えはストレートに一言で出てくるものではありません。
長くなるので奈都子先生のお話のポイントとわたしの感じたことについては、7/25月曜のメルマガに書きたいと思います。
(メルマガは画面左から登録いただけます。)
この奈都子先生のお話を聞いてから、さらに読み続けていきます。
こだわりを手放そう
心の中で硬くしこりのようになっていたこだわりを手放そうと決める
(しなやかに生きる心の片づけ 第5章P158)
第5章の終わりの部分を読み、
「ああ、わたしが『教えなくては』と思っていたことって、実はこのこだわりだったのだ」と気づくことが出来ました。
それが硬く硬くなっていて、そこが引っかかっていてうまくいかなかった。
だったらそのこだわりを手放してみよう。
そうすれば引っかかりが消えうまくいくかもしれません。
それが正解かどうかはわからないけれど、
その引っかかりがあることでうまくいかないのであれば、
今のままでは何も変わりません。
読むたびに気づきが変わる
わたしがこの本を読むのはもう何回目でしょうか?
今回読んだ第5章も何度も読んでいるはずなのに、
こんな気づきを感じられたのは、
わたしの状況や感情が読む時ごとに異なるから。
皆で気づきをシェアすることで、いろいろな価値観のお話を聞くことができるから。
一人で読むのとは全く違う、一冊の本を何倍の価値にするのがこの読書会のよさだと思います。
M-cafe@東京都江東区
日時: 2016年9月21日(水) 10:00−11:50
場所: 東京江東区文化センター 3F第4研修室 (地下鉄東西線東陽町駅徒歩5分)
参加費: 1000円
持ち物: 筆記用具、「しなやかに生きる心の片づけ」、筆記用具、飲み物