もしこの世からネガティブなことやネガティブな気持ちが無くなったら・・・・
毎日はもっとハッピーになるのに・・・
そんなことを考えた経験ありませんか?
じゃあ、もしネガティブがこの世から無くなったらどうなる?
本当にハッピーは毎日になるのかな?
ネガティブに焦点を当てる
2017年3月25日Smart Labo「ネガティビティを哲学する」に参加してきました。
世の中一般的にポジティブであらねば・・・・という風潮の様な気がします。
「前向きに」「笑顔で」「とにかく行動を!」などなど。
それはそうだと思うし、ポジティブ感情はあったほうが幸せ。
じゃあネガティブは悪で不要なもの?なんでこの世に存在するの?
ネガティビティにはどんなものがある?
まず全員が付箋に「ネガティビティ」を書き出してみます。
「悲しみ」「不安」「悔しさ」「不信感」「ケチ」「めんどくさい」「投げやり」「でも・だって・どうせ」「苦しい」「痛い」・・・・・
その言葉を聞いているだけどイヤーな気持ちになりますね。
ネガティビティで困ること
じゃあ、ネガティブで困ることって何か、また書き出していきます。
「働かない」「動かない」「お金がなくなる」「友達がいなくなる」・・・・・・
わーっやっぱりネガティブっていらない!!
そもそもネガティブなものなんてなくなればいいじゃない?
じゃあそのネガティビティがなくなったら?
次は「なくなったらどうなるのか」書き出してみます。
たとえば「不安」というネガティビティがなくなったら、不安を全く感じずにガンガン突き進むので、
車の運転であれば事故になるし、
「遅れたらどうしよう」という不安がなくなれば遅刻し信頼を失う
「病気になったらどうしよう」という不安がなくなれば体を気遣わなくなって病気になる
あれ?ネガティブがなくなればハッピーな毎日になるって思ってたのに???
ネガティビティが全くなくなってしまうと実は困ることも多いのか??。
ネガティビティの利点は?
最後にネガティビティの利点を考えてみます。
ネガティブなものがあるとどんないいことにがあるのだろう?
事故ったらどうしようという不安があれば慎重に運転するし
遅刻して信頼を失わないよう準備するし
病気にならないよう健康管理に気をつけるようになる
ネガティビティがなくなったら・・・と考えてみるとその存在価値が見えてきました。
ネガティブがあるから成長できる
ネガティブなもの、ネガティビティは避けたいものって思い込んでいました。
特に私は何か行動を起こす時「失敗したらどうしよう」「どうせうまくいかない」って考えてしまいがち。
それは良くないことだと思っていて、「ポジティブにならねば」って自分を励ましていました。
でもやっぱりそれほどポジティブになれなくて、「ああ、私はだめだ」とまたネガティブになる(笑)
だけどその不安があるからこそ慎重に行動できるし、
「うまくいくためにはどうすればいいの?」とポジティブな自分を目指しての成長もある。
世の中から絶対になくならない、なくなっては困るネガティビティ、そこに存在するのであれば上手に付き合っていこう。
ネガティビティに支配される毎日は辛いけれど、ネガティブな気持ちを味方をつければ自分はもっと成長できるし、毎日はもっとより良くなる。
ようは「使い方」「捉え方」が大切なのです。
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