【災い転じて】真夏のケガの功名

立秋も過ぎましたが全国的に猛暑、酷暑が続いています。

こんな時は外に出かけるのではなく自宅にこもって片づけをしたり、溜まった事務仕事をしたりするのが最適。
ついでに被災時など買い物ができない時のシミュレーションをしてみました。

食品庫の見直し実験

仕事の帰り道の日常の買い物、友人とのショッピングの後にデパ地下に立ち寄ったり、自宅に食べるものはあるのに「美味しそうだから」「ついでだから」となんとなく買い足していてゼロになることがなかったわが家の食品庫。

今回は家にある食料だけで一週間乗り切れるかどうか、ストック食品で食べたくなるものは何かを知るためにも実験してみました。

お客様のところに片づけに伺って期限が切れた食品をたくさんみているので、自分ではとても気をつけていたつもりでしたが、やっぱり発見！

賞味期限（消費期限ではない）ので優先的にこちらから使います。

今日は何を食べようかなぁ、飽きてきた気もするけど・・・と思いながら食品庫の食材が減っていくことに楽しみを覚えつつ、一週間。

まだこれくらい残っています。

もちろん冷蔵庫にあった野菜や卵、お肉なども使いましたし、電気、ガス、水道も万全な状態だから被災時とはかけ離れている状態ですが、わが家の場合この引き出しに入る分くらいストックがあれば一週間乗り切れそうだ、ということがわかりました。

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実はこれ、実験しようと思ってやったことではなく、結果としてこうなった、ということです。

うっかりがうんざりに

先週、急いで出かけようとして自転車をラックから外した際、足の甲に何かが当たってかなりの痛みを感じました。

が、急いでいるのでそのまま出発し目的地までいきました。するとサンダルのベルトで止血されていたのかサンダルを脱いだら途端に大出血。

周囲の勧めもありそのまま病院に行きました。

消毒をしてもらう程度で診察を受けたら4針も縫うことになり、あまりの痛みと、うっかりでそんなケガをした自分にうんざり。

予定変更をあちこちにお願いしながら自己嫌悪。

だけど落ち込んだところで数日間は外出もままならない状況は変わらないので、家の中でできることを考えました。

うんざりがスッキリに

まずは、溜まっていた事務処理に取り組み片づけました。

そしてやらなければいけないことに追われて、ゆっくり自分に向き合うことが後回しになっていましたが思考を整理をする時間を確保できました。

もちろん数日間は傷の痛みがあり、この怪我のせいで予定変更で迷惑をかけてしまった方への申し訳なさに心も痛みます。

が、傷がよくなってくるにつれ 「やらなきゃいけない」と心に引っかかっていたことが解決していきスッキリ。
予定変更を快諾してくださった皆さんも感謝です。

明日はようやく抜糸ですが

・気になっていた事務処理
・気になっていた自分の時間
・気になっていた食品庫の整理
・気になっていた災害時への備え

少なくともこの４つはスッキリしました。

ケガをしたからできないことを考えるよりも、ケガをして外出できないからこそできることを見つけた方がより前向き。

ケガはしない方がもちろんいいですが、今回のことでライフオーガナイズの考え方、「人生をより自分らしく前向きに生きることが当たり前」が身についている自分を見つけることができました。
片づけも前向きに考えればうまくいく！しなくてはいけないことではなく、したいことを考えるのがライフオーガナイザーの片づけです。