こんにちは
東京江東区 暮らしの仕組みづくりサポーター
マスターライフオーガナイザー
メンタルオーガナイザー
風水インテリアアドバイザー
家計アドバイザー 下村志保美です。
最近立て続けに20代30代の独身OLさんと、片づけについてお話をする機会がありました。
そういえとばと、独身時代、新婚当時の私の片づけについて振り返ってみました。
独身時代
面倒くさがりやなので、自分の部屋の中は「出したら出しっぱなし」「使ったら使いっぱなし」系。
でも基本的には、何も出ていない部屋が好きだったので、1ヶ月に一度程度
(だいたいテスト前^^;)一気に片づけをする、を繰り返していたから、極端に散らかった部屋にはなりませんでした。
新婚時代
母と一緒に「嫁入り支度」(死語?)をしました。
タンスなどの家具もたくさんもたせてもらいました。
そして特に多かったな、と思うのが食器類、洋服類。
食器
私の実家は愛媛県の松山市近郊。いまだ実家の前には田んぼがずっと先まで広がるような場所です。
実家には二間続きの和室があり、私が結婚した当時は父もまだ現役で働いており、
自宅で仕事関係、親戚関係が集まりおもてなしをすることも多かったです。
だから母が「必要」だからと用意してくれたのは
お客様用の食器
食器は10枚ずつ(笑)
茶碗蒸し用、小皿、
お客様用のお茶セットも10個。
コーヒーや紅茶のセットも10個。
和食器を陶器市やデパートで、
そして実家にあった、引き出物等の食器もたくさんもたせてくれました。
普段用の食器
さらに
「お客様用の食器はちゃんと大事にしないといけないから普段用の食器も揃えないとね」
と、今度はスーパー等で夫婦用の食器を揃えてくれました。
当時は、母がこうやって支度を整えてくれることがとっても嬉しかったです。
母も娘のために支度をすることは楽しかったはず。
荷造りをしながら、ちょっとワクワク。
しかし、結婚して住むのは
横浜の社宅
3LDK74平米くらいだったと思います。
新婚さんが住むには十分すぎる広さ。だけど
そんなにお客様は来ません!
来たとしてもその器を使うような料理はできません!
私は結婚後の生活が全く想像できなかったので、
主婦の先輩である母が「必要」というものは必要だと思っていました。
実際に暮らしてみて
新婚生活が始まり、徐々に私たち夫婦の価値観で購入したものが増えていくと、母が揃えてくれた食器たちが「使わないのに場所をとる」ってことに気づきました。
特に子供が生まれ、ママ友の家を行き来するようになると、ママ友が自分の好みで揃えた食器を使っているのを羨ましく感じることもありました。
役に立つ時が来ました
しかし、これらの大量のお客様用の食器類たち(食器棚二つ分)が役に立つ時が来ました。
それは夫の転勤で中東で暮らした5年間です。
ホームパーティをする機会がたくさんあり、和食器は大活躍しました。
そして結局、駐在期間が終わり日本に帰国する時タイミングで「譲ってほしい」とおっしゃる方に、ほとんどのものをお分けしました。
購入したときの価格を考えるともったいないのですが、現地でお世話になった方にも喜んでいただけるし、
帰国後の日本のキッチンではその量が負担になることがわかっていたから、よい機会だったと思っています。