たとえばコンビニでもらうお箸やプラスチックのスプーン、おしぼりなど。
どれくらいのストックがありますか?
これらは使わない限り「使えるもの」ですから、使う量ともらう量のバランスが崩れると一気に溜まっていきます。
ストックは必要?
引き出しひとつ分
とあるお客様は食器棚のカトラリー入れにちょうど良さそうな引き出しひとつ分、この様な使い捨てのカトラリーで埋まっていました。
さらに「もうパンパンなので収納場所を増やしてほしい」と。
「なんのために?」と私がたずねると、「だってまだまだ増えそうだから。」と。
家族で公園に行くために
別のお客様はキッチンの収納のあちこちからどんどん出てきます。
週末は家族でお弁当を持って公園に行くことが多いから、その時にあると便利なんだそう。
だけど、明らかに使い切れそうにない量です。
もらわないようにしているけれど
どちらのお客様も
「もう、もらわないようレジで断るようにはしてるけど・・・つい忘れてしまうこともあって」とおっしゃいます。
レジで「必要ですか?」と聞いてくれたら断るけど、私も断るのを忘れることは多いです^^;。
もったいないのはどっち?
割り箸もスプーンも、おしぼりも
「使えるものを処分しちゃうのはもったいない。」
「どうしても必要になれば買えばいいのはわかるし、お金がもったいないのではない」
お気持ちはよくわかります。使えるものをポイしてしまうのは心が痛みます。
だけど
貴重なキッチンの収納スペースを使うことの方がもったいない。
割り箸のせいでほかの収納が狭くなって、本当にキッチンで使うものが収納できない、使いにくいのはもっともったいないですよね?
モノが主役の収納ではなく、使う人が主役の収納にしましょう。
最低限だけもつ
一ヶ月でどれくらいつかうかを考えて最低限の量だけキッチンに置く。
その量を超えた分は処分する。(定量管理)
処分する時「もったいないなぁ」って心の痛みを感じたらその分、
「次からはもらわないようにしよう」ってなります。
単に処分するのではなく、キッチンではなく防災用品置き場に置くのも一つの方法です。
わが家も気がつくと溜まっていましたので防災用品と一緒にしておきます。
わざわざお金をかけるのはナンセンス
先日のカタログの時も書きました。
「通販カタログ、何冊ありますか?」
家の中に無料で、欲しくもないのに入ってくるモノのためにお金と場所をつかうのはナンセンスです。
置き場を作るから増えるというのも事実ですよ。
モノではなく人が主役の収納、それが暮らしやすさの基盤になります。