こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーター、ライフオーガナイザー、家計アドバイザー
そしてメンタルオーガナイザー下村志保美です。
今週の月曜日は「私だけが損している」というタイトルで書きました。
いつも以上にご感想のメールを多くいただきましたので、ちょっとこちらでも内容に触れますね。
ドラマ「不機嫌な果実」
テレビ朝日の金曜日夜11時15分から放送されています。
(2016年6月10日放送終了予定。あと2回で終わっちゃう!)
林真理子さん原作のこのドラマは1997年に石田ゆり子さんの主演で放送され、私も見ていました。
「夫だけでは満たされない」という過激なサブタイトルがついているこのドラマは不倫だらけ(^_^;)。
そしてその部分が何かとフォーカスされがちではあるのですが、このドラマの大きなテーマは
「私だけが損している」という主人公の女性の気持ちだと私は思っています。
私だけが損している
主人公麻也子は、そこそこ裕福な家庭に育ち、一流企業に就職、エリートサラリーマンの夫との結婚で寿退社。
素敵なマンションに暮らし、退屈を紛らわすために弁護士事務所で働いています。
一見とても恵まれていて、幸せなはずなのに、なにかにつけ人をうらやみ、自分の不幸を嘆く。
そして「私だけが損している」そんな不満を持ち続けています。
誰にでもある気持ち?
客観的にみると「もっと自分の持っている幸せをみたら?」って思いたくなるんだけど、実際はどうでしょうか?
実はわたしもこんな気持ちを持ち続けてきました。
小学生のころは友達の持っているかわいい文房具がうらやましかったし、
中高生のころは厳しい親にうんざりしていたし
バブル時代は友人や、その彼氏が持っている高級車がうらやましかったし、
結婚してからの住まい、実家からの子育てや金銭面の援助まで
「いいなあ、それに比べて私は・・・」
いつも人と比べて、何かしら不満のようなものを抱えてきました。
そしてそれを見た私の母は「そんな風に思っていたら一生幸せになれないよ」と言っていました。
客観的に見てみると気が付く
私は19年前にこのドラマを見たとき、ハッと母の言っていた言葉の意味に気が付きました。
不満ばかり数えている主人公麻也子をみて私が感じた「もっと自分の持っている幸せに気づきなさいよ」って言葉は、そっくりそのまま母が私に言いたかったことでしょう。
自分自身のことだと気が付かないけど、人のこととして客観視するとよくわかりますね。
自分の幸せは自分で作り出せる
例えば私が主人公麻也子に「あなたは十分幸せなんだからそれを感じなさい」といったとしても、
麻也子さんは「そうだよねー」と納得しないでしょう。
彼女自身が「ああ、私、幸せだ」と感じないと「私ばかり損している」という思いは消えません。
逆に言うと自分で「幸せだ」と感じられたなら、自分は幸せになれるのです。
私の幸せ
超イケメンで超高給取りではないけれど、家族を大切にしてくれる夫がいる。
たまには反抗するけれど、たくさんの幸福をくれる娘がいる。
駅からちょっと遠いけど、安心して眠れる家がある。
高級車ではないけれど、運転しやすい車がある。
バカなことをいって笑いあえる友人がいる。
そしてこうやってブログを読んでくれる方がいる。
今日この記事を書いてみて、私は損しているどころかたくさん得している人生なのだと改めて感じます。
いつもありがとうございます。
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