こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーターライフオーガナイザー下村志保美です。
2月は逃げる!とはよく言ったものであっという間に3月、この前飾ったばかりだと思っていた雛人形を片づけました。
我が家の雛人形は娘が生まれた時に私の実家から贈ってもらったもの。
「マンションサイズ、都会の家なんだからね!」とリクエストをして、田舎暮らしの両親なりに精一杯小さいサイズのものを贈ってくれました。
飾る場所よりしまう場所
「大きなものをもらっても飾る場所がないわ」という理由はもちろんそうですが、大切なのは収納場所があるかどうか。
飾る期間は1ヶ月前後、少しリビングが狭くなったとしてもなんとかなります。
でもそれ以外の11ヶ月は家の中のどこかにしまっておかなくてはいけません。
だから飾る場所よりもしまう場所の確保が最優先です。
お雛様の入っている箱は
多くの方が購入した時の箱にそのまま収納されていると思います。
ただこの箱、お雛様を入れることだけを考えた箱であり、どこにこの箱をしまうかまでは想定してくれていません。
押入れの中にいれたら他のものが入らない、中途半端な隙間ができてしまう。
お客様のお宅に伺っても、もう押入れの中に収納することは諦めて、ダンボールに布をかけて上にぬいぐるみなどを置く「棚」「台」として使っている方も数名いらっしゃいました。
引越しを機にフィッツケースに
娘が7歳の時、海外駐在から帰国しました。日本人の引越し屋さんだからこそ雛人形も丁寧に扱ってくれますが、海外引越しを経た箱はボロボロに・・・。
そもそも彼らはその箱を単なる「運ぶための一時的なもの」としてしか見ていませんから。
ボロボロになったダンボールを見て、ひらめいたのが押入れ用の収納ケース。
(私はフィッツケースが好きです。)
当時住んでいた社宅には押入れがあり、押入れを衣類やシーツの収納にも使っていたから、その一部にお雛様も収納しました。
現在は押入れがない家なので衣類は別の場所にいれていますが雛人形だけはフィッツケースにいれています。
ただ台座と屏風は入りきらず未だボロボロのダンボール収納なのが残念。
飾る、しまう
お雛様を飾る時、入っていた箱を台にして飾る方も多いと思います。
フィッツケースでも十分いけますよ。
そして3月の啓蟄の日にお雛様をフィッツケースにしまったら、それをクローゼットにいれておきます。
約1年取り出さないので横向きで奥にいれています。
こういうものだ、を取り外してみる
お雛様は入っていた箱にしまうものだ、フィッツケースはこの向きに置くものだ、
ちょっと発想を変えて思い込みをはずすと
もっと暮らしやすく!が実現します。
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