こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーターライフオーガナイザー下村志保美です。
元日は近くのショッピングセンターの本屋さんでゆっくり時間をすごしました。
まずチェックするのが片づけ本のコーナー。驚くくらいの量の片づけ収納に関する本が出版されていますね。
このテク使えるかも?
パラパラと本をめくっていると様々な収納実例が出ていて、
「あ、この収納グッズ良さそう」
「こうやって仕切るときれいに片づくかも」
「この収納方法はあまり好きじゃないな」
など、心の中であれこれ思いながら楽しみますが、最近はやはり
「A様にはこの方法がオススメだな。でもこっちは向いてないな。
だけどB様にはいいかも?」
と、片づけサポート中、もしくは卒業されたお客様のことを思い浮かべることが多いです。
向き不向きがあります
例えば、ネクタイの収納。
収納本には引き出しを細かく仕切って、ネクタイ一本一本をくるくると丸めてしきり一つ一つに入れる収納が紹介されていました。
確かに見た目には美しく、引き出しを開ければネクタイが見渡せて、取り出しやすい。
・・・・うちの夫には無理です^^;。「使いやすい」と喜ぶでしょうが、自分では戻せないでしょう。
もちろん私が夫のために、ネクタイをくるくるして収納することも、多分やりません。(やれません)
(※我が家は洋服ダンスの内側に作り付けのネクタイハンガーがあるのでそちらにかけています)
でも、仕切りの中にきれいにずらっとネクタイが並ぶ図が好きで、ネクタイを都度その通りに、収納できる方もいる。
「やる、やらない」「できる、できない」は人それぞれです。
「無理しない」が大事
洗剤やシャンプー、調味料などの「詰め替え」や、
ごちゃついたものを中身の見えない容器へ「隠す収納」。
逆にオシャレに飾る「見せる収納」。
自分がどこまで再現できるのか、それが続けられるのか、しかも
無理をせずできるのはどの収納なのか。
そこをしっかりと理解しておかないと、雑誌やブログをみて
「これなら片づくかも!」と安易に収納用品を増やすだけの結果になってしまいます。
・・・とはいうものの、自分がどこまでできるのか、は試行錯誤の繰り返しでわかること。
多少の失敗は必要です。
ただやってみて、「自分には合わない」と感じたら潔く手放すことが肝心です。
使いにくい収納は自分にも家族にもストレスになるだけです。