奥行きのある納戸の収納

こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーターライフオーガナイザー下村志保美です。

私の家にもありますが、奥行きが深く大容量でたくさん入りそうな収納、でも奥行きが深すぎて「何をいれたらつかいやすいのか?」と悩む収納、ありませんか?
ついつい「入るから」とどんどん突っ込んでしまって「何がどれだけ入っているのかわからなくなってしまっている」そんな収納はありませんか?

お客様実例ビフォー

廊下にある収納です。間口は半間(約90cm)奥行きも押入れのように深い収納です。

(上半分)
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(下半分)
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日用品のストック、食品のストック、防災用品、タオルのストックなどが入っています。
最初はルールと場所を決めて収納していたかもしれませんが、だんだん「空いている場所に入れる」が続いてしまったようです。

すべて出して向き合う

まずは全部出します。
そしてひとつひとつ、「要不要」と「目的別」に分けます。

分けてみたところ
シャンプーやお風呂用品のストックは洗面所に、食品ストックはキッチンに移動しました。
(食品は「防災用」とのことでしたが特別な防災用の食品ではなかったので「ローリングストック方式」をお伝えし、日常の暮らしで束ながら備えるを実践していただくことに。)

ここに残すのは「非常持ち出し袋や非常用の食品」「工具類」「ガムテープや紐、電池電球類」「タオルのストック」「季節もの」など。

お客様実例アフター

まず上半分

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1番上 マット類のストックと季節の飾り物

2段目 タオルやふきんのストックと工具や電池などの日用品

3段目 防災用品(小学生のお子さんが手の届く高さ)

奥行きがあるので例えば2段目の奥部分は電球やガムテープ、軍手などのストックを入れています。
(紙袋で仮収納)

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4段目
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水のストック、大き目の電球の予備、奥は紙袋のストックです。
スカスカですが、これは「余裕部分」。

暮らしていると頂き物があったり、うっかりストックを買いすぎてしまったりと「自分が決めた定位置」からはみ出してしまうこともあります。
そんなときにこの余裕の部分に仮置きすれば、部屋が乱れません。

紙袋は必用な分だけ

ビフォー写真と同じ場所に紙袋がありますが比べてみてください。

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実はビフォーの状態の時も「かなり減らしました!」とお客様。

それをさらにご主人が絞り込みました。妻目線だと「どれを捨てよう」になるけど、夫目線だと「どれを残そう」になるようで、ぐっとコンパクトになりました。

細かいラべリングがキープの秘訣

白い養生テープを使って細かくラべリングをして片付け終了です。
ラべリングは使うときに取り出しやすいため、ではなくて
片づけるときに迷わないための住所です。

面倒ですが細かくラべリングしておくと、家族も迷いません。
自分が「適当に突っ込む」こともしにくくなります。

「キレイキープ」のためにもラべリング、やってみてくださいね。

(掲載したお写真はすべて許可をいただいております。)

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