PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。
プラスチックのケースや箱を使ってこまごましたものを収納するとき、中身が見えない方がスッキリします。でもサッと取り出すときに中をのぞくのがちょっとめんどくさいので、あえてチラ見せをしています。今日は取り出しやすくするコツのお話しです。
せっかく買ってきたモノが使われないのはなぜ?
最近単身赴任から戻った夫に買い物を頼んだら、頼んだモノ以外に買ってきたのが蒸気で目の疲れを軽減するアイマスク。便利グッズを買うこと自体がめずらしいので、その後の様子を見ていましたが1週間以上経って使ったのは2回です。
どうして使わないのか聞いたら、使おうかと思うけど箱から出してまた箱をきちんと閉じるのがちょっと面倒であとでいいかなと思ってしまうという答え。私にも「目がスッキリして気持ちいいからパソコン作業が終わったときに試してみたら」と言ってくれたけど、私自身は同じシリーズで違う香りのものと繰り返し使えるタイプを使っています。こちらを使うことはほぼないと判断し、早めに使ってもらえるようにひと工夫しました。
ハードルを下げる
使うたびにしっかり閉じるように作られている箱を開け、出したらまたしっかり箱を閉じる。これがせっかく買ったものを使わない理由なら、箱の開け閉めをなくすことで使うハードルが下がります。
蒸気のマスクはわが家の定番ではなく、今回使い切って終わりになるかも知れないので、入っていた箱に切り込みを入れてふたの部分を内側に折りました。この時のポイントは指でつまみやすいように、個別のパッケージの上部が箱から1~2㎝出てチラリと見えるようにすることです。
出しやすくなった箱、今後の夫の様子をしばらく観察してみようと思います。
定番のものは見た目も考える
インスタント味噌汁やスープなどの使い切り食品などで定番のものはプラスチックケースに入れていますが、その中でやはりチラ見せの収納にしています。こちらをケースの中に入れて商品パッケージを仕切り代わりにしています。
外側からケース、食品のパッケージ、サプリが入っていた仕切りのある小箱となっています。この時内側になるほど高さを抑えて取り出しやすくしています。ケースを横から見た時は中身が見えませんが引き出して使う時に中身がチラリと見えていると、お目当てのものがひと目で分かるし取り出しやすくなります。
こちらは夫もよく使っているので、ひと手間が使うときのちょっとしたハードルを下げているようです。
せっかく買ったものを無駄にしないためにも、取り出しやすいことを意識しています。