ちっぽけだけど大きなこと【耳下腺腫瘍】


こんにちは

東京江東区 暮らしの仕組みづくりサポーター 
マスターライフオーガナイザー 
メンタルオーガナイザー
風水インテリアアドバイザー 
家計アドバイザー 下村志保美です。



毎週日曜日は私のことを書いています。
5年前の「耳下腺腫瘍」について。
前回までのことはこちらから↓

病は突然やってくる【耳下腺腫瘍】
大学病院初受診【耳下腺腫瘍】
検査結果は【耳下腺腫瘍】
悩めることはありがたいこと【耳下腺腫瘍】
私の2011年3月11日【耳下腺腫瘍】

※2011年のことです。現在私は元気です。


目次

手術の予約

「手術を受ける!」と医師に伝えました。

ただ大学病院のことです。緊急性のない私の手術ははやくても2ヶ月以上先になるとのこと。
また日程もある程度選んで予約できるということだったので、ちょうど8月のお盆休みのころを予約しました。

当時娘は中学生。お弁当が必要でしたので、部活も休みになるであろう時期。
夫にもその時期に夏休みをとってもらうことにしました。
一番気がかりだったのは介護中の犬のこと。

私に付き添ってほしい、というよりもできるだけ誰かに家にいて欲しかったからです。

次の診察は

手術までの間特に治療することもないので、次の診察の予約は手術の一ヶ月前の7月となりました。
その日に、診察から術前の検査、麻酔の説明を受ける予約をしました。

診察室を出ると日が暮れていました。

地震の影響で緊急停止したエレベーターがあるようで病室に戻れない入院患者さんがロビーで集まっていました。

会計を済ませて病院の外に出ると、道路は車でびっしりと、そして歩道も人であふれていました。

3月11日の夕方、帰宅時間、電車が止まった東京の路上は大混乱。

一気に「今」を考えなくてはならない状況です。

家族のこと

夫はちょうど四国に出張中。
娘は部活があって学校にいます。メールで連絡をとると、学校でその日は泊まることになったとのこと。

とりあえず安否の確認はできたので家で待っている病気のワンコのことが心配で家路を急ぎます。

幸いなことに「ウォーキング」として病院までは何度か歩いてきたことがあったので道に不安はありません。
なるべく人が少なそうな月島方面から帰ることにしました。

途中夫や実家の母から電話がかかってくるのですが、バッテリーがもったいない!!というのが正直な気持ちでした。
(心配してくれるのは本当にありがたいことなんだけど)

ワンコは元気だった

人が多くて思うように歩けず、帰宅には2時間以上かかってしまいました。
玄関にはいったら、棚に飾ってあった花瓶が割れていました。
そしてキッチンの引き出しが全部開いていました。

だけどそれ以外は特に被害なし。

ワンコも元気そうで一安心。

家具の下敷きになったとか、火事の貰い火をしたとかにならなくて本当によかった。

手術や後遺症のことなんてふっとん出た

多分、あの日が普通の日であれば、ずっと手術や後遺症への不安から悶々としていたと思います。

だけどそんなことを考える暇もないくらいの1日でした。
往復20キロ歩いたのでお風呂にはいってベッドにはいったらぐっすり。

「起こってもいない先のことを考えている場合じゃないな」と思った夜でした。





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